初恋は、終電の先に

 ゴールデンウィーク初日の朝、私は落ち着かないままクローゼットの前で服を選んでいた。

 だって山田先輩にランチに誘われたから……!


「や、デートかな? ただごはんに行くだけ……だよね?」


 スマホを取り出して、もう何度も見返した先輩からのメッセージを開いた。


『お疲れ様。今日ごはんに行けなかったから、土曜日にもう一件の方どう?』


 先輩は別にデートのつもりで誘ってるわけじゃなさそう……。

 でも私のお気持ちはデートなのだ。誰がなんと言おうと。

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