一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―




――ガチャ



会議室のドアを宇都さんが祈るような顔して開ける。



ドアひとつ開けるだけでなぜ不安そう?


ますます怖くなってきて、薄く開いたドア口から恐る恐る顔を覗かせた。



この時に並んだ長机に、座っているのはたった1人。


(――あれ?私を入れた5人グループだったよね?)


とりあえずチラ、と壁掛けのデジタル時計を見る。


時刻は14:15。
顔合わせ予定時間は14:00。




つまり、私達も遅刻だけど、輪をかけて遅刻してる奴が3人もいるってことだ。




「おっっそ!時間厳守って言ったのそっちの癖に何15分も遅刻してんの!?」



部屋奥の角の席に座っている人物が不機嫌丸出しで宇都さんを睨む。

宇都さんが「ヒィッ」と体を跳ねさせた。