ユウキの口が薄く開く。 昊は静かにペットボトルを床に置いた。 南はちょっと驚いた顔をして、それから嬉しそうにニィッと笑った。 「んじゃ、真相を確かめに行かなくちゃいけないよなぁ」 私が面食らっているうちに、南がぐんと私に顔を近づけてきた。 「行こーぜ、千景!蓮に会いに!」 推進力のある、キラキラと眩しい笑顔。 暗くなってギスギスしていた空気が、窓を開け放った時のようにどこかに抜けていった。 「……うん!行くっ!」