一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―




翌日早朝。時刻は7時。

微妙に混み始めてる電車に揺られて、向かっているのは指定されたレッスンスタジオ。


昨日の夜、家に帰ったら宇都さんから電話がかかってきた。



『すっかり伝え忘れてました!明日からレッスンに参加をお願いします!』



……とのこと。


しかも、朝から晩まで。
毎日。休みなく。



嘘のようなホントの話。
中学はもう、行かせられないと言われた。


今の見てくれで学校行ったら、デビューした時正体が即バレるから。



(まぁいいけどね。友達もいないし。
代わりに家庭教師つけてくれるって言ってたし)



今日からの私は、flying-Hiのデビューに向けてレッスンをとにかく頑張る!男子として!


お兄ちゃんやら南やらの圧に押し切られてる感は正直否めないけど、やると言ったからにはちゃんとやらないと。


歌もダンスも小さい頃からお兄ちゃんにシゴかれ……
厳しく指導されてきたから一応できるし!


地図アプリを頼りにたどり着いた、大都会の一角に普通のビルみたいに紛れ込んでるスタプロのレッスンスタジオの前で仁王立ち。



何が待ってるかはまだわからないけど



かかってこい!アイドルレッスン!