一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―




「ねぇ 今日、君と恋をする?」

蓮の歌い出しが、いつものAスタジオを甘い空気に変える。

優しく語りかけるみたいに、柔くしゅわりと溶ける歌声。

クッと片目を細めて笑う仕草。
さりげない指差しと、ずっと逸れない甘い視線。

それが向かう対象が、ゴリマッチョ男性(Ryoさん)だなんて誰が思うだろう?

後ろ姿からもわかる自然体。
何カットも細かくシャッターを切るように、音ハメするリズム感の良さ。


歌詞は、“君恋”の世界観とリンクしてる。


チャラい男の子が1人だけに本気で恋して、世界がキラめき出した――みたいなストーリー。


つまりこの曲、蓮との相性がめちゃくちゃいい。


一方で私は、恋に落とすイメージはまだ全然できてない。


けど、まずは。
蓮が作った少女漫画みたいな世界観を、上手く繋がなくちゃ。

君恋のヒーロー、神崎颯斗をイメージする。
原作は何度も読み込んだし、大丈夫。できる。

チャラくて余裕綽々な、軽い笑顔!