真夜中、動物病院に着いた時には豪雨になっていた。
『…おめぇが爽ちゃん家に行ってすぐ倒れたんだ』
親父を待たずに車を飛び出しびしょ濡れになりながら「もこっ!!」と院内に入ると、待合室の椅子に座っていたお袋が「風ちゃんっ、パパ!!」と立ち上がった。
お袋はずっと泣いていたのか目が真っ赤になっていた。
「遅くなってすまん!もこは!?」
親父もやって来て尋ねると「今はまだ医務室に入れないそうですよ」と、心配して一緒に来てくれてたら柊紀が鷹紀と2人で待合室に戻って来た。
「“信じて待ってて”、だって」鷹紀が涙目で微笑んだ。
「お袋…もこ、何で倒れたりなんて…」
「分からないわ…。ただ触ったら凄く熱くて…う"っう"っ…」
「おめぇ、泣くなって!大丈夫だ!な?」
「貴方〜!」
お袋は親父にすがって泣き出してしまった。
「…くそっ…もこ!」
「フー太郎、しっかりなさい!」
「そうだよ、フー太郎!一緒に信じよう!?」
その時、医務室の方からピピピッと音が聞こえた。顔を上げるとシャッとカーテンを開けて獣医の山形先生が難しい顔しながら出て来た。
『…おめぇが爽ちゃん家に行ってすぐ倒れたんだ』
親父を待たずに車を飛び出しびしょ濡れになりながら「もこっ!!」と院内に入ると、待合室の椅子に座っていたお袋が「風ちゃんっ、パパ!!」と立ち上がった。
お袋はずっと泣いていたのか目が真っ赤になっていた。
「遅くなってすまん!もこは!?」
親父もやって来て尋ねると「今はまだ医務室に入れないそうですよ」と、心配して一緒に来てくれてたら柊紀が鷹紀と2人で待合室に戻って来た。
「“信じて待ってて”、だって」鷹紀が涙目で微笑んだ。
「お袋…もこ、何で倒れたりなんて…」
「分からないわ…。ただ触ったら凄く熱くて…う"っう"っ…」
「おめぇ、泣くなって!大丈夫だ!な?」
「貴方〜!」
お袋は親父にすがって泣き出してしまった。
「…くそっ…もこ!」
「フー太郎、しっかりなさい!」
「そうだよ、フー太郎!一緒に信じよう!?」
その時、医務室の方からピピピッと音が聞こえた。顔を上げるとシャッとカーテンを開けて獣医の山形先生が難しい顔しながら出て来た。



