ハウスクリーニング山代には休みが無い

速さは互角だった。さすが学校で恐れられてるスケバンってだけある。こいつ、ヤル奴!

「俺はチーター、俺はチーター…!アフリカ生まれサバンナ育ちの最速チーター!」

「!…その顔、良いねぇ、ゾクゾクしちまうよ!」

皆が俺の名前を呼んでる声がはっきり聞こえてきた頃、桶川が急にクスッと笑った。

「甘いね、あんた、若いね!」

「あ"?同い年だろが!」

「ぬるいんだよ、お前っ!」

桶川は隠し持っていた校庭の砂を俺の顔にぶっかけてきた。

「うわっ!」

目の中に砂が入って超痛ぇ!くっそ、桶川め、もう令和なのに卑怯炸裂な昭和技使いやがって!

『貴方近々“汚れる”そうなんです』

クソ双子に言われた事を突然思い出して運動着を見ると砂でまっ茶色になっていた。運動着がこれだけ汚ぇって事は直に砂をかけられた俺の今の顔はきっとうんこ色だ!今すぐ風呂に入りてぇ!!

走りながら風呂風呂と騒いでる俺を横目に桶川は甲高く笑いながら俺を追い越してった。

「クソッ、しまった!!」

「風ちゃん!!」

「山代さん!!」

「山代くん!!」

「山代先パ…山代ぉーっ!!」

「私のオッパイ!!」

長沼だけ後でやっぱ絶対ぶっ●す!!