「今日はお天気が良くて過ごしやすいですね」
「ははっ、えぇ、本当に」
ひと美ちゃんとガンダム以外に興味ない爽太はこんな近くに学園のマドンナが居ると言うのに見向きもしないでまだガンダムのキーホルダーを触っている。
おい爽太、普段俺に迷惑ばっかかけてんだからたまには助けろっ!ガンダムより俺を見ろ!振り向け!
「ははっ、ところで何故お隣にお座りに?」
「あら、私達今朝から恋人でしょう?」
「ははっ、そうでしたな」
お!?
爽太達の説明だとただ見つめ合ってただけのはずじゃないのか!?
「ははっ、ちょっと失礼」
白鳥さんににこっと言ってすぐさま隣のガンダムオタクの胸ぐらを掴んだ。
「恋人ってなんの話しだ!?」
「け、今朝っ、白鳥さんに好きだって告られて風ちゃん『貴方に会えてI’m over the moon!』って答えてた…よ…苦しいから離して…!」
なにっ!?
「じゃ、じゃあ今俺は白鳥さんと付き合ってるのか!?」
「そう…なんじゃ…ないの?は、離して…息が…」
ガガーンッ!!衝撃のあまり手を離すと爽太はバタリと静かにその場に倒れた。
この俺が女と付き合っている…この俺が…俺が…
「…しろさん…山代さん!」
「はいっ!?」ハッとして白鳥さんの方を振り向くと「先生いらっしゃいましたよ、席にお座りになられた方が宜しいかと…」
「ははっ、そうですな。ははっ、ははっ」
あははっ!………マジかよっ、嘘だろっ!なんでめんどくせぇ事になっんだよ、今朝の俺の馬鹿野郎っ!!



