ハウスクリーニング山代には休みが無い

「“1に掃除!2に掃除!3、4を含めて5に掃除!清潔に生きろよ、馬鹿野郎っ!!”」

「ぎゃー!また今回もこれやー!!」

吹っ飛ばされたカールは船から飛び出し海の底に激しく沈んでいった。

               次の日の朝になるとテレビでカール達詐欺グループが逮捕されたとニュースが流れていた。当然そこに俺達の存在は無かった。風呂本兄弟達が上手く消しといてくれたらしい。

『怪我が無くて安心したぞ、息子!』

昨晩、あの後天也の両親達とヘリで迎えに来たうちの親父が珍しく俺を真正面から抱きしめてきた。

『恥ずかしいからやめろって!』と暴れてるその隣で

『全く、今日の朝まで髪型カミーユだったのに夕方からアムロにして!あんたがアムロヘアなんて100億万年早いわよ!』

『カッとなって爆買いして詐欺られるなんて、風ちゃん居なかったら誰がお金払う事になったと思ったの!?お父さんお金ないよ!?』

息子の無事より髪型とお金の事で爽太は叔父さん達に怒られていた。

そしてなんやかんやあり約束通り次の日学校に爽太を連れていくと…

「加賀氏がまた学校に来てくれるようになって安心したよ!」

「本当よ、心配したんだからね!?」

「まぁまぁ」爽太がヘラヘラ笑うと「「“まぁまぁ”じゃない!!」」と2人は怒った。