ー…頭が痛い…。
まさか金田さんが原因で始末屋として初歩的な失態をするとは…俺はクソだ。
「…っ」
目を覚ますとあたり一面ピンクと黄色が混ざったふわふわしたパステルカラーの優しい空間が広がっていた。
「…あぁ、俺死んだのか」
爽太が居ないからどうやらあいつは助かったようだ。それなら良かった。これで俺も安心して眠れるよ…。
目を閉じかけたその時綿菓子のような雲の切れ間が黄金に輝きながら開いた。
「これっ風太郎っ!何寝でんだっけ!さっさと起ぎだら良がんべっ!?」
懐かしい腹立つ声が聞こえる…この声は…「…えっ、クソじじぃ!?」
驚いて飛び起きると俺の爺ちゃんであるコマさんが「全く手のかかる孫だごだ」とため息ついた。
「なっ、な、何で爺ちゃん…だって爺ちゃんは一昨日病気で…」
「オラおめぇさ言ったべ?いつもおめぇの側さ居んだって」
「いつも居るって…嘘つくな!だって爺ちゃんいくら俺の側に居るって言ったって見えねぇじゃん!もう一緒に喋れねぇじゃん!爺ちゃんから俺が見えても俺から爺ちゃんが見えねぇなら側に居られても分かんねぇよ、意味ねぇよ!何がいつも側に居るだ、俺の事置いて笑って死にやがったクソじじぃ!偉そうに仏面すんなっ!!」
「ほれ、手貸してみろ」
「あ"!?」
「良いから早く」
意味が分からないまま手を出すと爺ちゃんはしっかり俺の手を握り返してきた。爺ちゃんは昔から体温が低いからいつも手が冷たい。婆ちゃんが「優しい人の手だ」と教えてくれた俺の大好きな爺ちゃんの手だった。
「…触れた…触れた!爺ちゃん触れた!」
顔を上げて言うと爺ちゃんはニカッと笑ってだんだん姿が見えなくなっていた。
まさか金田さんが原因で始末屋として初歩的な失態をするとは…俺はクソだ。
「…っ」
目を覚ますとあたり一面ピンクと黄色が混ざったふわふわしたパステルカラーの優しい空間が広がっていた。
「…あぁ、俺死んだのか」
爽太が居ないからどうやらあいつは助かったようだ。それなら良かった。これで俺も安心して眠れるよ…。
目を閉じかけたその時綿菓子のような雲の切れ間が黄金に輝きながら開いた。
「これっ風太郎っ!何寝でんだっけ!さっさと起ぎだら良がんべっ!?」
懐かしい腹立つ声が聞こえる…この声は…「…えっ、クソじじぃ!?」
驚いて飛び起きると俺の爺ちゃんであるコマさんが「全く手のかかる孫だごだ」とため息ついた。
「なっ、な、何で爺ちゃん…だって爺ちゃんは一昨日病気で…」
「オラおめぇさ言ったべ?いつもおめぇの側さ居んだって」
「いつも居るって…嘘つくな!だって爺ちゃんいくら俺の側に居るって言ったって見えねぇじゃん!もう一緒に喋れねぇじゃん!爺ちゃんから俺が見えても俺から爺ちゃんが見えねぇなら側に居られても分かんねぇよ、意味ねぇよ!何がいつも側に居るだ、俺の事置いて笑って死にやがったクソじじぃ!偉そうに仏面すんなっ!!」
「ほれ、手貸してみろ」
「あ"!?」
「良いから早く」
意味が分からないまま手を出すと爺ちゃんはしっかり俺の手を握り返してきた。爺ちゃんは昔から体温が低いからいつも手が冷たい。婆ちゃんが「優しい人の手だ」と教えてくれた俺の大好きな爺ちゃんの手だった。
「…触れた…触れた!爺ちゃん触れた!」
顔を上げて言うと爺ちゃんはニカッと笑ってだんだん姿が見えなくなっていた。



