君と一緒に明日へ行く


「そ、それは優斗に言われて。」

「じゃあそれ以上に氷鷹くんにかかわらないでね。わかったね。」

そう言ってるちなちゃんは明莉を連れて教室に帰っていった。

私は少し動けなくなっていたが廊下の奥で先生がやってくるのが見えてあわてて私も教室に戻った。


~中休みになってみんながわらわらと友達のところに移動した。

優斗も友達校庭に遊びに行った

疲れた。

でも今日はなんもるちなちゃんたちから鉛筆を使えなくするとかされてないから少し楽だったな。

私が家から持ってきた本を読んでいるとみんながざわざわし始めて全員私のほうを向いた。

すると横を通った女の子から小さい白い紙が落ちた。

「あ。」

女の子は顔を青ざめていた。私はその紙を拾い上げたて女の子に渡そうとした。

「あれ。」

渡そうとしたら自分の名前が書かれているのが見えた。

二つ折りにされた紙を開くと、

藤あゆは家にお母さんしかいなくて、しかも藤あゆのいえは貧乏なんだって。

と書かれていた。

私は体が硬直した。そのあとおそるおそる明莉のほうをむいてだれかにいったの?と目できいたけど明莉は首を横に振った。

するとるちなちゃんとそのグループの前田由乃(まえだゆの)ちゃんが笑いながらこっちに走ってきた。

「ふふふふふ。ばれっちゃたかー。それね由乃とるちなちゃんがろうかを歩いてるときに担任と学年主任が話してるのを聞いちゃったん
だ。だから明莉ちゃんは関係ないよ。藤さん安心してね。」

いや安心できないんだけど。

「ていうかビンボーだしお母さんもしごとたいへんじゃない?藤さんのためにも言うけど・・・・・学校来なくていいよ。という
か・・・来んな。まじで氷鷹くんに近づきすぎでうざいって思ってたから。そのほうが氷鷹くんも少しは気が楽になるんじゃないかな
~。いつも鉛筆とか忘れてる藤さんがいなくなって。氷鷹くん藤さんちょっとめんどくさいとか言ってたよ。」

るちなちゃんは来んなといったあたりくらいから私だけに聞こえるように声を低くして私の耳の近くでいった。

優斗そんなこと思ってたの。

私はすごく悲しくなった。明莉のほうをむいたら目をそらされた。

男の子たちのほうを向いたら気まずそうに目をそらされた。