気団コンプレックス!

「では、改めて、自己紹介から始めるね。」

青髪の男の子が話し始める。

「俺の名前は、オホーツク海気団(かいきだん)。っていっても長いな。みんなからは(かい)って呼ばれてるから、海でいいよ!」

き、気団...!?
って、さっき教科書で見た――

「僕は小笠原気団(おがさわらきだん)!オガって呼んでね!」

考える間もなく、次の自己紹介が入る。
次も気団だしっ...!

最近は名前の後ろに気団をつけるのが流行ってるの...?

「ついでに今ハマってるのは、はちみつをたっぷり入れたミルクティー!」

「お、おいしいよね!」

はっ、思わず...!
そういえばさっき、注意されていた時にオガって呼ばれてたっけ...?

愛称までかわいいなんて...。
きゅるんと効果音がつきそうなオガくんを見ていると、もうかわいいしか言葉がでてこないよ...!

いや、だめだめ。一応、3人ともまだ不法侵入の疑惑が晴れてないんだから。



最後は、さっきリアって呼ばれてた――

「...シベリア気団(きだん)。」

「あっ、だからリア...。」

思わず考えてることを口に出してしまう。

「うん、シベリアだから、リアって呼ばれてるんだ。」

「そ、そうなんだ。」

海くん?に説明されて一人で納得する。

すると、じっと、三人にこちらを見られる。
えっ、私何かした...?と思ったけど、次は私の番だったらしい。