気団コンプレックス!

その時、スマホが僅かに光った気がした。

本当は勉強机の上にスマホは置いてダメなんだけど...。
...よし、これ以上気が散らないように、片付けよう...!

スマホを後ろにあるベットに置いて、教科書にもう一度視線を落とす。



......気になる。
10分も経たないうちに、私の意識は目の前の教科書から、後ろにおいてあるスマホに集中していた。

――もしかして、さっきのスマホの光は、私に何かを伝えてるのでは...?
そんなとんでもない思考になり、椅子から立ち上がる。


「少しだけ...。」

スマホを持ってパスワードをいれる。
画面はホームページに変わると思いきや、アプリのインストール画面のままだった。

そのとき、すぐにやりたいことが思いついた。


――バレないよね。


凪が心配してるのはたぶん私が勉強しなくなることだから......。

そっとインストールという文字を指で押す。


すぐにぐるぐるとよく見る矢印のようなものが回りだして、【完了】の文字がでる。

...やった...!ついに、私もゲームで遊べる...!
昔からあまりスマホゲームに興味を惹かれたことはなかったけど...これなら楽しく遊べる気がする...!


そう思った瞬間、私の部屋はとてつもなく眩しい光に包まれた。