「俺は別にいいけど――お前一人で起きられるのか?」
......そうだった。私、朝は凪に起こしてもらわないと起きられないんだった。
小学生の頃からずっと起こしてもらっているせいで、すっかり忘れてた...。
朝の時間を教えてもらう以外にも凪には...。
急に凪にお世話になってる場面たちが一斉に流れ込んでくる。
「いつもありがとうございます...。」
なんか......恥ずかしい。
「ま、まあ!そんな話は一旦置いといて!」
そろそろ、本題に入ろう...。
「私にゲームをインストロールさせてください!」
「却下。」
なんで即答...?
私のスマホはなぜか凪が管理してる。
お母さんから頼まれてるとか...。
ともかく、ここで引き下がるわけにはいかない...!
「で、でもみんなやってて...!」
「みんなって誰?」
そ、それは...。
...考えてみれば、誰がやってるんだろう...?
「田中くんとか、加藤さんとか......他にもみんなやってる!」
「よそはよそ。うちはうち。」
お母さん...?
それ、お母さんのセリフだよ?
凪って、私のお母さんだっけ...?
「でもインストールしたら、私、理科が得意になるかも...!」
地学がコンセプトとか、丁度私にぴったりで...。
「そんなことより、お前は教科書を読め。」

