空蝉の絶唱

恋愛(ピュア)

璃緒/著
空蝉の絶唱
作品番号
1770935
最終更新
2026/01/23
総文字数
1,907
ページ数
2ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
ずっと、変わらないと思っていた。

朝起きて
おばあちゃんと料理をして
散歩して
きみと神社で他愛もない話をして
帰宅して
おばあちゃんとお昼ご飯を食べて
夜がきて
いつもと同じ夢を見る。

三日間は永遠になって、私はきみと何度も出逢った。

「おはよう?…えっと…柊山(くりやま)くん」

「湊(みなと)でいいよ。おはよう、透月 雪菜(すづき せつな)さん」

きみと出逢うたびに、私はもっときみを好きになる。

なのにどうして。

「ごめん。…湊とは、一緒にいられない」

ーーきみの未来に私はいない。

ねぇ湊。
私はきみに、生きて欲しいよ。

たとえきみの世界から私が消えても、きみには笑っていて欲しい。

絶対に、きみに明日をあげるから。



とある秘密を抱えた少女
透月 雪菜(すづき せつな)
×
学校一のイケメン王子
柊山 湊(くりやま みなと)



ーーいつだって私は、きみの幸せを願わずにはいられないんだ。
あらすじ
これは、長くて短い三日間のお話。

同じ高校に通っていても、クラスが違って接点がない雪菜(せつな)と湊(みなと)。

「え?…あ、王子、おはよう?」
「おはよう、眠り姫」

小さな神社で二人は出逢う。
けれど、雪菜には大きな秘密があってーー。

「今度こそ、私が湊を守るから!」
「俺を呼んで。いつでも、どこでも、助けに行くから」

「「好きだよ」」

夏休み最後の三日間、二人の運命が動き出す。

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