ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

先輩方と同盟を組んで少し。

チームの人たちとか、先輩方と、少しずつ仲良くなれているなと感じる。

そして今日も、いつものように拠点に向かっていた。



「あー、1の1、宵谷永恋か?」

「あっ、はい……? えっと、そうですけど……」

「生徒会から、ヴェンパイアの可能性があると報告を受けた。……少しついてきてもらおうか」



ば、バレた……!?

ううん、まだ可能性があるってだけかも……

でも、バレたら……

授業で先生が言っていたことを思い出して、ゾッとする。

そんな様子を見せないように気をつけながら、わたしは先生に向かって頷いた。



「わかりました」

「それでは、外に向かう」



先生はそう言いながら、わたしに背を向けて歩き出す。

わたしも怪しまれないように、普段通りの様子を見せながら歩いて行った。

……心臓がうるさい。

とても怖い。

だけど、ここにいるためだから……大丈夫、なんとかできる。

わたしはそっと、息を吐いた。