(何言ってんだ風真さん。そんなこと、いや。怪異が存在すれば呪いも存在するのか?)
「……は?」
「まあ気づいてないよね。そんな目立った強いモノじゃないし」
「ど、どういうことなんですかっ?」
何が呪いなのだろう。湊は全く気づかなかったが、祓い屋にしか見えないモノ、または勘があるのだろうか。
(でも、同じく祓い屋の伊吹だって気づいて無さそうだったけど……?)
「んー……。なんて言えばいいのかな。伊吹に近づく異性を寄せ付けない呪い?」
「へ?」
なんだその呪い、と思ったけれど、そういえば。
さっきの吉岡を思い出す。伊吹の手に触ると、静電気が起こったと言ってなかっただろうか。思い返せば、数分前電球が落ちてきたのも、その呪いの所為か。確かに、風真の言ってることはさっきの状況に当てはまる。
(でも……そんな簡単に納得できない)
「の、呪いって、そもそも本当にかけられるものなんですか……? かけられたとしても、何のために?」
「今はインターネットがあるからね。正しい手法であれば、一般人でもかけられるはずだよ。何のためって……わざわざそんな呪いをかけたなら、一択じゃない?」
一択? と湊は首を傾げる。風真はピッと人差し指を上に掲げた。
「……は?」
「まあ気づいてないよね。そんな目立った強いモノじゃないし」
「ど、どういうことなんですかっ?」
何が呪いなのだろう。湊は全く気づかなかったが、祓い屋にしか見えないモノ、または勘があるのだろうか。
(でも、同じく祓い屋の伊吹だって気づいて無さそうだったけど……?)
「んー……。なんて言えばいいのかな。伊吹に近づく異性を寄せ付けない呪い?」
「へ?」
なんだその呪い、と思ったけれど、そういえば。
さっきの吉岡を思い出す。伊吹の手に触ると、静電気が起こったと言ってなかっただろうか。思い返せば、数分前電球が落ちてきたのも、その呪いの所為か。確かに、風真の言ってることはさっきの状況に当てはまる。
(でも……そんな簡単に納得できない)
「の、呪いって、そもそも本当にかけられるものなんですか……? かけられたとしても、何のために?」
「今はインターネットがあるからね。正しい手法であれば、一般人でもかけられるはずだよ。何のためって……わざわざそんな呪いをかけたなら、一択じゃない?」
一択? と湊は首を傾げる。風真はピッと人差し指を上に掲げた。

