「後でお前のも教えろよ」
「うん」
「誕生日は……えーと……八月一日」
「もう過ぎてるじゃん……」
「まーな。なんでショック受けてんの?」
「過ぎてなければ祝うつもりだったのに! おめでと!」
「遅すぎんだろ」
笑いながらまた歩いていると、廊下の角に差し掛かった。
ドンッ
すると、歩いてきた女子生徒が伊吹とぶつかってしまう。
「きゃっ」
「あ」
その生徒が持っていたバケツが、宙を舞う。
(あ、やばい。これ、かかる)
瞬時にそう判断して目をつぶったが、さすが祓い屋。人間とは思えないスピードでバケツをキャッチし、危ないところで全部ぶちまけずにすんだ。少し飛んで跳ねた水が、伊吹と湊にかかる。
「うん」
「誕生日は……えーと……八月一日」
「もう過ぎてるじゃん……」
「まーな。なんでショック受けてんの?」
「過ぎてなければ祝うつもりだったのに! おめでと!」
「遅すぎんだろ」
笑いながらまた歩いていると、廊下の角に差し掛かった。
ドンッ
すると、歩いてきた女子生徒が伊吹とぶつかってしまう。
「きゃっ」
「あ」
その生徒が持っていたバケツが、宙を舞う。
(あ、やばい。これ、かかる)
瞬時にそう判断して目をつぶったが、さすが祓い屋。人間とは思えないスピードでバケツをキャッチし、危ないところで全部ぶちまけずにすんだ。少し飛んで跳ねた水が、伊吹と湊にかかる。

