「出てきていいぞ。湊」
「う、うん……」
恐る恐る湊は木の影から伊吹の方へと移動する。そして、石に視線をやった。
「これを祠へ返せば解決だ」
「そっかあ……もう触って大丈夫なんだよね?」
「あぁ」
湊は石を触ってみる。滑らかな、冷たい石だった。
祠の中へ石を戻した伊吹。目を閉じ手を合わせたのを見て、湊もそれを真似する。
(怖かった、けど……今回悪いのは僕たち人間だ。お家に長い間帰してあげなくてごめんなさい。いつも、この山を守ってくれてありがとう)
そう心の中で思ってから、そっと目を開ける。木の間から日が差し込み、ちょうど祠を照らしていて、それは少し幻想的なものだった。
「う、うん……」
恐る恐る湊は木の影から伊吹の方へと移動する。そして、石に視線をやった。
「これを祠へ返せば解決だ」
「そっかあ……もう触って大丈夫なんだよね?」
「あぁ」
湊は石を触ってみる。滑らかな、冷たい石だった。
祠の中へ石を戻した伊吹。目を閉じ手を合わせたのを見て、湊もそれを真似する。
(怖かった、けど……今回悪いのは僕たち人間だ。お家に長い間帰してあげなくてごめんなさい。いつも、この山を守ってくれてありがとう)
そう心の中で思ってから、そっと目を開ける。木の間から日が差し込み、ちょうど祠を照らしていて、それは少し幻想的なものだった。

