「どこ……? 伊吹!」
──湊!
「あっち?」
伊吹の声の方向を見る。すると、そこには。
(祠!)
コケも生えていない、火に囲まれていながらしっかりと立っている祠。
それは確かに、ついさっき見たものと同じものだった。
そこから、伊吹の声が聞こえる。鈴も、なんだかそちらに引っ張られているように感じる。
湊は、ダッと祠へ駆け出した。
「だめ! お兄ちゃんっ、えんを置いていかないで!」
少女の悲痛な叫びが耳にキーンと通る。けれど、湊はそんなのお構い無しに火で燃えている祠へ飛び込んだ。
──湊!
「あっち?」
伊吹の声の方向を見る。すると、そこには。
(祠!)
コケも生えていない、火に囲まれていながらしっかりと立っている祠。
それは確かに、ついさっき見たものと同じものだった。
そこから、伊吹の声が聞こえる。鈴も、なんだかそちらに引っ張られているように感じる。
湊は、ダッと祠へ駆け出した。
「だめ! お兄ちゃんっ、えんを置いていかないで!」
少女の悲痛な叫びが耳にキーンと通る。けれど、湊はそんなのお構い無しに火で燃えている祠へ飛び込んだ。

