「頑張るよ、僕。信じれないかもしれないけど、信じて欲しい」
「……」
伊吹の瞳が揺らぐ。あと一押しだと思い、湊は言葉を続かせた。
「あのさ……無理だったその時は、伊吹、助けに来てよね。信じてるから」
信じてる。その言葉が効いたのか、それとも湊の揺るがない瞳に諦めたのか。
「……生意気」
突如、ふ、と伊吹の口角が緩み、紫の瞳が細められる。どうしようもない人を見るような、それでいて優しい笑顔だった。
(あ……こんな笑顔、出来るんだ……)
こんな状況なのに、思わず見惚れてしまう。
「じゃあ、これ持ってってくれ」
「え?」
手に何か握りこまされる。見ると、鈴だった。
「特殊な呪いがかけてある鈴だ。これでお前を見つける」
「……うん!」
「死ぬんじゃねぇよ」
「もちろん!」
鈴をぎゅっと握り、湊はもう片方の手を伊吹に差し出す。
「……」
伊吹の瞳が揺らぐ。あと一押しだと思い、湊は言葉を続かせた。
「あのさ……無理だったその時は、伊吹、助けに来てよね。信じてるから」
信じてる。その言葉が効いたのか、それとも湊の揺るがない瞳に諦めたのか。
「……生意気」
突如、ふ、と伊吹の口角が緩み、紫の瞳が細められる。どうしようもない人を見るような、それでいて優しい笑顔だった。
(あ……こんな笑顔、出来るんだ……)
こんな状況なのに、思わず見惚れてしまう。
「じゃあ、これ持ってってくれ」
「え?」
手に何か握りこまされる。見ると、鈴だった。
「特殊な呪いがかけてある鈴だ。これでお前を見つける」
「……うん!」
「死ぬんじゃねぇよ」
「もちろん!」
鈴をぎゅっと握り、湊はもう片方の手を伊吹に差し出す。

