「あの石はどうした」
「あ……ゆいっちが触ってみたいって言って……そうだ、石を持ってた時にゆいっちが居なくなって」
「……」
ほぼ確定だ。三宅が居なくなったのには、怪異が絡んでる。
「そういえば……どこにいったかな、石。あ、これ」
「──触るな!」
落ちている石を拾おうとする吉岡を声を張り上げて止める伊吹。伊吹の突然の大きな声に、びくっと吉岡が反応する。
「柚!」
けれど、時既に遅し。
ただ事ではない雰囲気に、思わず黒井が吉岡に手を伸ばし身体に触れる。それを止める間もなく、……数秒後、吉岡と黒井は姿を消した。
「え……」
居なくなってしまった。三人も。
チッと伊吹は舌を打つ。湊は、愕然と二人の居なくなった場所を見つめた。
賑やかな先輩たちが消え、沈黙が広がる中、伊吹は石を拾う。
「あ……ゆいっちが触ってみたいって言って……そうだ、石を持ってた時にゆいっちが居なくなって」
「……」
ほぼ確定だ。三宅が居なくなったのには、怪異が絡んでる。
「そういえば……どこにいったかな、石。あ、これ」
「──触るな!」
落ちている石を拾おうとする吉岡を声を張り上げて止める伊吹。伊吹の突然の大きな声に、びくっと吉岡が反応する。
「柚!」
けれど、時既に遅し。
ただ事ではない雰囲気に、思わず黒井が吉岡に手を伸ばし身体に触れる。それを止める間もなく、……数秒後、吉岡と黒井は姿を消した。
「え……」
居なくなってしまった。三人も。
チッと伊吹は舌を打つ。湊は、愕然と二人の居なくなった場所を見つめた。
賑やかな先輩たちが消え、沈黙が広がる中、伊吹は石を拾う。

