「だ、……はぁっ、大丈夫ですか!?」
やっと伊吹の背中に追いつく。そして、息を呑んだ。
吉岡と黒井の顔の血の気が引いている。伊吹……はいつも通りに見えるけれど、少し顔が険しい。ただ事じゃないことが起こったんだと、瞬時に察した。
「どうし、たんですか? あれ、三宅先輩は……?」
三宅の姿が見当たらない。嫌な予感が身体に駆け巡って、それをかき消すように皆の回答を求めた。
(きっと、ほら、はぐれちゃった……とか? それはそれでやばいけど、でも)
震えている吉岡に変わって、黒井が斜め下を指さす。
「……ここで、三宅が転んだんだ。木の所為で、一瞬俺たちの視界から見えなくなって」
「その一瞬で、ゆいっちが消えてた……」
消えた。その言葉に、湊は顔を歪める。
「っ、ねぇ、これってやばいのかな? 怪異の所為? やっぱあの石、普通じゃないの?」
伊吹は、答えずに三宅が居なくなったであろう所をじっと見つめる。そして、吉岡たちに視線を戻した。
やっと伊吹の背中に追いつく。そして、息を呑んだ。
吉岡と黒井の顔の血の気が引いている。伊吹……はいつも通りに見えるけれど、少し顔が険しい。ただ事じゃないことが起こったんだと、瞬時に察した。
「どうし、たんですか? あれ、三宅先輩は……?」
三宅の姿が見当たらない。嫌な予感が身体に駆け巡って、それをかき消すように皆の回答を求めた。
(きっと、ほら、はぐれちゃった……とか? それはそれでやばいけど、でも)
震えている吉岡に変わって、黒井が斜め下を指さす。
「……ここで、三宅が転んだんだ。木の所為で、一瞬俺たちの視界から見えなくなって」
「その一瞬で、ゆいっちが消えてた……」
消えた。その言葉に、湊は顔を歪める。
「っ、ねぇ、これってやばいのかな? 怪異の所為? やっぱあの石、普通じゃないの?」
伊吹は、答えずに三宅が居なくなったであろう所をじっと見つめる。そして、吉岡たちに視線を戻した。

