事件が片付いてからもう早一週間。
後片付けなどは小鳥遊家が全てやってくれて、湊は今日も平和に過ごしていた。
いや、ある意味平和ではないかもしれない。湊は机の横にいる人物を見て頭を抱える。
「な、なんでここにいるの? 伊吹は」
「お前を監視するため?」
「だからそれはなんで!?」
その人物とは──あの事件からもう顔馴染みとなってしまった先輩、小鳥遊伊吹その人である。
朝は家に迎えに来るし、休み時間は湊の教室にまで姿を表すし、今も授業が終わった途端教室に来るし……。
(本当に監視されているとしか思えないから怖いんだよなあ)
仲良くなったとか、そういう訳では全くない。
ただ、自分を助けてくれたという事実は変わらないから、湊は伊吹を「嫌い」とは言いづらい。ただ、伊吹は湊のことを嫌いなのではないかと思っていたから、本当に奇妙に思う。
後片付けなどは小鳥遊家が全てやってくれて、湊は今日も平和に過ごしていた。
いや、ある意味平和ではないかもしれない。湊は机の横にいる人物を見て頭を抱える。
「な、なんでここにいるの? 伊吹は」
「お前を監視するため?」
「だからそれはなんで!?」
その人物とは──あの事件からもう顔馴染みとなってしまった先輩、小鳥遊伊吹その人である。
朝は家に迎えに来るし、休み時間は湊の教室にまで姿を表すし、今も授業が終わった途端教室に来るし……。
(本当に監視されているとしか思えないから怖いんだよなあ)
仲良くなったとか、そういう訳では全くない。
ただ、自分を助けてくれたという事実は変わらないから、湊は伊吹を「嫌い」とは言いづらい。ただ、伊吹は湊のことを嫌いなのではないかと思っていたから、本当に奇妙に思う。

