僕らが紡ぐ、不可思議な話。

「また助けてくれて、ありがとう」
 息を呑む音が聞こえる。紫色の瞳が潤み、それを、朝焼けが綺麗に照らした。
「……うん」
 彼は、何だか泣きそうに、それでいて嬉しそうに……くしゃっと、笑った。