「だからって、庇ってんじゃねーよ……」
項垂れた彼に、何も言えなかった。言葉を探して口を開け閉めしていると、風真が駆け寄ってきた。
「伊吹! 湊くん! だいじょぶ!?」
「あ、は、はい!」
「……何とか。おいお前、大丈夫か?」
「う、うん……」
伊吹に庇われた子供はぶるぶると震えていて、よっぽど怖かったみたいだ。でも、そりゃそうだよなと思う。湊だって、凄い怖かった。
何事かと集まってきた野次馬の中にその子の母親が居たらしく、女性が湊たち目掛けて近づいてきた。
「すみません、娘を守ってくださり本当にありがとうございます……!」
「いえ。ゲートが倒れたのは、学校側の責任でもあるので。こちらこそすみません」
「い、いえいえ、そんな……! 本当の本当に、ありがとうございます……! ゆりも、ありがとう言いなさい」
「お、お兄ちゃん、ありがとぉっ」
「ん」
立ち上がった伊吹は子供に少し微笑む。いつもの様子に戻って、湊はほっと息をついた。
項垂れた彼に、何も言えなかった。言葉を探して口を開け閉めしていると、風真が駆け寄ってきた。
「伊吹! 湊くん! だいじょぶ!?」
「あ、は、はい!」
「……何とか。おいお前、大丈夫か?」
「う、うん……」
伊吹に庇われた子供はぶるぶると震えていて、よっぽど怖かったみたいだ。でも、そりゃそうだよなと思う。湊だって、凄い怖かった。
何事かと集まってきた野次馬の中にその子の母親が居たらしく、女性が湊たち目掛けて近づいてきた。
「すみません、娘を守ってくださり本当にありがとうございます……!」
「いえ。ゲートが倒れたのは、学校側の責任でもあるので。こちらこそすみません」
「い、いえいえ、そんな……! 本当の本当に、ありがとうございます……! ゆりも、ありがとう言いなさい」
「お、お兄ちゃん、ありがとぉっ」
「ん」
立ち上がった伊吹は子供に少し微笑む。いつもの様子に戻って、湊はほっと息をついた。

