人が動揺しているのを見て、何となくこっちが落ち着いてきた。湊は、「大丈夫」と声に出す。
「呪っちゃったのはダメなことだけど、今はまだ怪我した人とか、居ないし……。解いてくれれば、大丈夫だよ」
「違っ……解き方知らねぇし、それに、なぁ、星野。本当の本当に、この呪いは効くのか?」
「本当だよっ。現に、呪いを知るはずのない僕が知ってたでしょ?」
頷くと、高橋の瞳が絶望の色に染まった。その表情に、湊は目を見開く。
「た、高橋くん……? 解き方知らないなら、それ専門の人いるから、一緒に会いに行こう──」
「違う、違うんだよ、俺っ……知らなくて!」
「……どうしたの?」
何だか、ただ事ではないぐらい焦っている気がする。何かおかしいと思い、湊は眉をひそめた。
自分が呪いをかけたということがよっぽどショックだった? それとも、湊にバレて怒られると焦っている? でも、まだ怪我人とかは出てないし。こんな反省してるなら、伊吹も何とか許してくれると思うけど……。
怒られるのを心配してるなら、大丈夫だと伝えようとして。
高橋は、必死な様子で湊の肩をひしっと掴んだ。
「ほ、星野! 俺っ」
「な、何?」
「呪っちゃったのはダメなことだけど、今はまだ怪我した人とか、居ないし……。解いてくれれば、大丈夫だよ」
「違っ……解き方知らねぇし、それに、なぁ、星野。本当の本当に、この呪いは効くのか?」
「本当だよっ。現に、呪いを知るはずのない僕が知ってたでしょ?」
頷くと、高橋の瞳が絶望の色に染まった。その表情に、湊は目を見開く。
「た、高橋くん……? 解き方知らないなら、それ専門の人いるから、一緒に会いに行こう──」
「違う、違うんだよ、俺っ……知らなくて!」
「……どうしたの?」
何だか、ただ事ではないぐらい焦っている気がする。何かおかしいと思い、湊は眉をひそめた。
自分が呪いをかけたということがよっぽどショックだった? それとも、湊にバレて怒られると焦っている? でも、まだ怪我人とかは出てないし。こんな反省してるなら、伊吹も何とか許してくれると思うけど……。
怒られるのを心配してるなら、大丈夫だと伝えようとして。
高橋は、必死な様子で湊の肩をひしっと掴んだ。
「ほ、星野! 俺っ」
「な、何?」

