肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜

でも、やっぱり一度決めたことは変えられないのよね……

気になってはいたけれど、見ないふりをしていたわ。


私は、手に持っている袋の中を見る。



「買う機会がなくて、諦めていたけれど……未卯がおすすめしてくれて、似合うって言ってくれて。たまになら着てもいいって思えたの」



かっこいい女性は、見た目だけで決まるものじゃないものね……

初心に戻れた気分だったわ。



「……ふふ、なんちゃって。ただのお礼よ? 安かったのだし、受け取ってちょうだいな」

「れ、礼偉さん……わ、わかりました。その……ありがとうございます」



未卯は少し躊躇する様子を見せながらも、私の渡したピンをつける。

私がプレゼントしたピンは、少し暗いピンク。

未卯によく似合っていた。