肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜

会計を終えて外に出ると、ベンチに座っている未卯を見つけた。

未卯は私が出てきたことに気がつくと、表情をぱぁぁと明るくして、駆け寄ってくる。


……こんな、小動物みたいなところが可愛らしいのよね。

肉食動物の獣人のはずなのだけれど。


そんな考えを隠しながら、私は未卯に聞く。



「それで、今日はどうするのかしら? 柊凛のこともあるし、疲れたのならもう解散にしましょうか?」

「そうですね……楽しかったですけど、少し疲れました。あっ、でも、全然まだ遊べますよっ」

「ふふっ……いいのよ、私のことは。もう十分楽しめたもの」



私が笑いながら言うと、未卯は少しほっとしたような顔をする。


……本当に、いい子なのね。

私のことは、気にしなくてもいいのに。



「それじゃあ、もう帰るでいいかしら?」

「はい、大丈夫です……!」