肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜

し、しょうがないですね……

そんなに言うんだったら、まぁ……ご馳走になります。

だけど、いつか絶対に恩返しをしてやるのです……!



「お待たせしました」

「紅茶とオレンジタルトはこっちに、フルーツセットはあっちに置いてちょうだい」

「かしこまりました」



店員さんはそう言って、手に持っていたお皿をテーブルに置きます。

そのまま「ごゆっくりどうぞ」と別のテーブルの方へ向かっていきました。



「それで、柊凛(しゅり)のことなのだけど……」

「はい」



礼偉さんは少し気まずそうにしながらも、話し始めます。

わたしはフルーツを食べながらも、背筋を伸ばしました。



「……柊凛は、その、私のライバルみたいな……そんな感じなのかしら?」

「ライバル、ですか」

「そうね。獣人は、獣人らしく生きるべきか、人間のように生きるべきかって……私は、好きなようにすればいいと思うのだけど」