肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜

孤高のハンターさんが立ち去って、少し。

さっきの楽しい雰囲気が嘘のように、静かでした。



「……ごめんなさいね、せっかくのお出かけなのに邪魔しちゃったわ」

「あ、いえ……ですが、その、あの人は……?」

「そうね……少し移動しましょうか」



礼偉さんはそう言って、わたしの手を取ります。

なんだか……すごい人でした。

わたしを見ていながらも、見ていないと言いますか……

よくわからない人でした。


そんなふうに考えながら歩いていると、礼偉さんは立ち止まります。



「カフェでお茶でもしましょうか」

「えっと、はい」



わたしは頷いて、礼偉さんと一緒にカフェへ入ります。

席が空いていたのか、店員さんがすぐに席へ案内してくれました。