肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜

「あ、もう帰ってきた〜。残念」

「そ、そうですか……」



ざ、残念……そんなに私をパシリたいんですね……

すごく嫌われてます……


そんなふうに心の中でため息をつきながら、わたしは買ってきた猫用プレーンクッキーを猫垣さんに渡します。

猫垣さんは、つまらなさそうに唇を尖らせながら、猫用プレーンクッキーをカバンにしまいました。



「狼くん一緒に帰ろ〜!」

「……ああ」

「あ、琥我と寿真も一緒に帰ろ〜」



猫垣さんは、何事もなかったように笑顔で話しています。

そのまま、他の三人と一緒に教室を出て行きました。

後に残ったのは、どうすればいいのかわからないわたしだけです。


……帰りましょうか。

そう考えて、途中だった荷物の片付けを進めます。

そんなわたしに、少し心配するように話しかけてくる人がいました。