「ふふっ、みぃつけた〜!」
「あっ、おい」
ひあぁぁぁぁぁああ!!!
わたしは虎尾さんという壁をうまく利用して、また別の方向へと逃げます。
……が、首元を引っ張られて宙ぶらりんになってしまいました。
「……」
「はぁい、狼くん。未卯、遊んじゃってごめんね〜?」
「い、いえ、大丈夫です……」
狼さんの口に首元を咥えられながら、返事をします。
ぶらぶらぶらぶらしています……
……捕えられた獲物の気持ちって、こんなのなんでしょうか。
そんなふうに考えていると、そっと地面に降ろされます。
「……肉食動物の獣人は、本能的に逃げられると追いかけたくなる。気をつけろ」
「はっ、はい……!」
元気よく返事をしながら、わたしは今すぐ逃げたくなる気持ちを頑張って押さえ込むのでした。
◇◆◇
「あっ、おい」
ひあぁぁぁぁぁああ!!!
わたしは虎尾さんという壁をうまく利用して、また別の方向へと逃げます。
……が、首元を引っ張られて宙ぶらりんになってしまいました。
「……」
「はぁい、狼くん。未卯、遊んじゃってごめんね〜?」
「い、いえ、大丈夫です……」
狼さんの口に首元を咥えられながら、返事をします。
ぶらぶらぶらぶらしています……
……捕えられた獲物の気持ちって、こんなのなんでしょうか。
そんなふうに考えていると、そっと地面に降ろされます。
「……肉食動物の獣人は、本能的に逃げられると追いかけたくなる。気をつけろ」
「はっ、はい……!」
元気よく返事をしながら、わたしは今すぐ逃げたくなる気持ちを頑張って押さえ込むのでした。
◇◆◇



