肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜

「猫垣さんがわたしのことを気に入らないっていうのは、よくわかりましたっ」

「ん、そうだけど?」

「だけど、その……わたしも、狼さんと仲良くしないといけない理由がありまして……」



わたしが少し視線を逸らしながら言うと、猫垣さんは「ふーん」と興味なさげに頷きます。


……まぁ、聞いてはくれているみたいですので。



「その……とある人っていうのが、狼さんのお父さんで……仲がいい方が、報告はしやすいんです」

「ふーん? つまり、友達って立場を利用してるってことだ!」

「あっ、そうじゃないんです……っ! えっと……」

「あー、はいはい。わかってるって。パシリがそんなこと考えてないのはさ」



猫垣さんは、大きなため息をつきました。



「へりくつだってのは僕でもわかってるし。狼くんは、そういうのに敏感だし」