肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜

柊凛さんは無表情のまま、言いました。

その顔からは、全く気持ちを読み取ることができません。



「獣人は、らしくあるべきなのに……ねぇ。キミもそう思わない?」

「……え? っと……わたし、ですか……?」

「そう、弱そうなキミ」



よ、弱そうって……

というか、しっかり気配消していたと思いますのに……

なんてわかったんでしょ……



「その……わたしは、別にどっちでもいいと思います……どちらかといえば、礼偉さんの意見よりですけど……」

「ふぅん」

「え、えっと、その……自由に生きるってことは、自分がやりたいから獣人らしく生きるとか……できると思いますので……」



柊凛さんにじっと見つめられて、どんどん声が小さくなっていってしまいます……

どうしましょう……居心地が悪いです……


ちらりと、柊凛さんの方を見ました。

さっきまで何の感情も見えていなかった瞳は、どこか見覚えのあるものです……