碧くん、助けてください!2 完

私は大勢の前で話すってなったらまず怯えるだろうし、人前でそんなに話したくない。

というより大前提として、私の話を聞いてくれる人なんてそんなにいないだろうしね……あはは……。



「……はい、以上です。本日はこれで全校集会を終了します。静かに教室に戻ってください。それと、飼育委員の一年生は全校集会のあとに空き教室に来てください」



あっ、私飼育委員だから行かなくちゃいけないんだ……!

そのことに気づいた私は、光莉と碧くんに一言だけ告げてから、空き教室に向かった。

☆     ☆     ☆


「失礼します……飼育委員の一年です」

「あぁ、来てくれてありがとう。知っているとは思うけど、生徒会長の柊皐月です。よろしくね」

「あっ、私は神楽桃羽といいます……!会長さん、よろしくお願いします……!」

「そんなにかしこまらなくてもいいよ。……あ、そうだ。今日は本当はあと二人ほど来る予定だったんだけど、二人とも欠席しちゃったらしくて、神楽さんだけなんだよね。僕も手伝うから、この資料を生徒会室まで運んでもらってもいいかな?」