碧くん、助けてください!2 完

「皆さん、おはようございます。生徒会長の柊皐月(ひいらぎさつき)です」



マイクを通して、ちょっぴり低めな男の人の声が体育館内に響いた。



「「「キャアアアアアアーーーーー!!!」」」



わ、あ……っ!びっくりしたぁ……。

生徒会長さんが軽い挨拶を交えただけで、女子生徒からの黄色い悲鳴が体育館を埋め尽くした。

す、すごい……あんな高い声、どこから出るんだろう?

オペラ歌手になれるんじゃないかな?



「本日もお暑い中体育館に集まっていただき、ありがとうございます。まずは生徒会からの事務連絡をさせていただきます。最初に___」



女の子たちの歓声が静まったあと、生徒会長さんは話を始めた。

こんなに大勢の人たちがいる中であんなに堂々と話せているの、すごいなあ……。