碧くん、助けてください!2 完

「う、うん……?」



光莉の言っていることがいまいちわからなくて、私は首をかしげた。



「天音の言っていることは無視していいからね、桃」

「ずるーい!霧島くんが桃ちゃんちに"居候"、してるから私と桃ちゃんの時間が減るんだって!」



光莉はやけに居候、という言葉を強調しながら話した。

なんだかんだ、光莉はちょっと碧くんに対してツンツンしているけど優しいよねっ。

そんな他愛のない会話を繰り広げながら歩いていると、いつの間にか体育館に着いた。



「___整列した生徒から、座ってください。繰り返します___」



放送が鳴り響き、私たち三人は指定された場所に座った。

そんなに人がいない、ちょっと静かでひんやりとした場所。

今日はどんなお話があるんだろう……?