碧くん、助けてください!2 完

「桃羽さん、なにか温かいものでも飲む?」

「ココアとコーヒーとミルクティーがあるかな」

「あっ……ココアでも、いいですか?」



先生たちはいつものように、私が話しやすい雰囲気を作ってくれた。

こんなときでも優しく接してくれて、胸が痛んでしまう。



「はい、どうぞ」

「あ、ありがとうございますっ……!」



そして私はココアを一口飲んだ。

そのココアは温かくて、甘くて、いつもよりずっと美味しいココアだった。

先生たちはコーヒーを飲んでいて、少しの時間、三人でまったりと過ごしていた。



「……少し、気持ちは落ち着いたかな?」



誉先生にそう尋ねられて、私ははっとする。