碧くん、助けてください!2 完

「……《血の海》は、誰にも見つけられない本とされている、魔の本だ」

「魔の本は、著者が書き終えた際に呪いをかけた本なんだ。その呪いが、『この本を開いた者を冥府へ連れていく』というもの」



冥府……確か、死者の魂が向かう場所で、あの世とかのことだよね……?

つまり、あの噂は本当だったんだ。



「そして、僕たちはそんな恐ろしい本から生徒たちを守るために、ずっと保管してきたんだ」

「だから、僕たちは司書としてこの学校にいるんだよ」



ずっと、か……。

そうだよね。私が初等部に入学した頃からずっといたんだもん。

……じゃあ、前の司書さんもずっとこの《血の海》を保管してきたのかな……?



「桃ちゃん……たぶん、それは違うよ。私の考えが合っていれば、誉先生と晶先生は___


































___もう、とっくの前に死んでいるんじゃないかな」