碧くん、助けてください!2 完

碧くんは知らなかったみたいで、少しだけ顔を曇らせていた。



「七不思議の二番目。図書室の<開かずの書>を開くと、あの世への入り口が開いてしまう……っていうものだよ」

「なるほど。今流れている噂とさほど変わらないね」



意味は同じだったけれど、噂の方が言い方が柔らかかった気がする。

七不思議の方はちょっと怖いんだよね……あの世って、死者のいるところだし……行くとどうなってしまうかがわからないから、余計に怖くなってしまう。

私は怖いものが苦手だから……ちょっと怖じ気づいてしまう。



「……桃、怖い?」

「へ?」

「ほら、手……震えてる」



あっ……。

碧くんに言われて、やっと気がついた。