碧くん、助けてください!2 完

放課後。

いつもは別れている光莉を私の家に連れてきた。

私の家に光莉を連れてくることは珍しいことではないから、お母さんとお父さんが驚くことはなかった。

ふたりを私の部屋に入れると、部屋にはしんみりとした空気が流れた。

軽い話ではないもんね……。



「桃、きっと図書室の噂のことだよね?」

「うん……ずっとあの噂が引っ掛かってて……」

「私たちでよかったら、聞くよ?」



光莉と碧くんが優しく言ってくれて、話すことが少し楽になった。

でも、ちゃんと話さなくちゃ。



「私、今日もいつもみたいに図書室に本を借りに行ったの。やっぱり、前の図書室よりも人がとっても少なくて。私以外の人は五人いたかいないかくらいだったと思う」



噂って、広まるのが早いから……。