碧くん、助けてください!2 完

あの噂、本当なのかな……?

私が実際に行ってみても、何も見えなかったし、聞こえなかった。

噂といっても、本当のことと、嘘のことの二種類ある。きっと、この噂は後者なのだろう。

危険な本がありそうではなかったし。

ただ、あの噂は「誰にも見つけられない本」、とあるから、私にその本が見えなくても何も矛盾はしていない。

一回、光莉と碧くんに聞いてみようかな。



「あっ、桃ちゃん!おかえり~」

「桃、図書室行ってたんだ。変なことはなかった?」



私が話そうとしていたことは、碧くんが自然と話題にしてくれた。

噂について確認しなくちゃだよね……。



「二人とも、今日の放課後……私の家に来てもらってもいいかな?」



光莉と碧くんは私の話したいことについてきっと察してくれたのだろう。

二人は首を縦に振って、同意してくれた。