碧くん、助けてください!2 完

「うんっ。好きなシリーズの新刊が入ったんだって。借りに行ってくるね!」

「いってらっしゃ~い」



碧くんは今、先生に呼び出されてなにかをしているらしい。

たぶん……雑用かな?あはは……。



予想通り、図書室は静かだった。

静かなのはいつものことだけど、本を借りに来ている人も、本を読んでいる人も五人いるかいないかくらいの人数だった。

それでも、私が図書室に入ると、誉先生と晶先生が気付いてくれた。

おそらく、図書室のドアは重く、開くと音がするからだろう。



「桃羽さん、こんにちは」

「新刊なら、カウンターに取ってあるよ。借りる?」

「はいっ……!ありがとうございますっ」



この本、楽しみにしていたんだあ……!