碧くん、助けてください!2 完

光莉が息を切らせながら私に駆け寄ってきたから、私は思わず驚いてしまった。

こんなに光莉が焦っているなんて……なにかあったのかな?

はっ……もしかして、最近怪異についての噂をほとんど聞かないから、なにか怪異に関する問題ごとでもあったのかな?



「怪異でもいたの……?」

「違うっ!怪異よりも危険なやつ!」

「ほぇ?」

「とにかく来てッ」

「え?あ、えっと……光莉!?」



そのまま私は光莉に連れていかれてしまったとさ……あはは。



怪異よりも危険なものってなんだろう……?

私はしばらく考えてもわからなかったから、息を整え終わった光莉に聞いてみることにした。



「ねえ光莉。さっき光莉が言っていた怪異よりも危険なものって……?」