碧くん、助けてください!2 完

ユリ先生は、私たちのことを信用してくれたのかな?



「はいはい。じゃああなた達、もうとっくに下校時刻は過ぎているのだから、車に気を付けて帰りなさい。また明日」

「ユリ先生、またねっ」

「ちょ、桃、いくら(元)管理人だとしても、ちゃんと敬語使わないと……っ」

「ふふっ。桃ちゃんらしくていいでしょう?霧島くん」



私たちは、すっかり暗くなった空の下で、歩き始めた。



「……頑張りなさい」



誰もいない西階段でそう呟いたユリ先生の声は私たちに届くことはなかった___。