碧くん、助けてください!2 完

怪異……きっと七不思議の三番目なんだろうな。



「怪異と目が合ってしまった私は、そのまま三番の管理人になり、そして……」



目が合っただけでユリ先生みたいな一般人を管理人にしちゃうなんて……。

私が想像できないくらいの大きな力を持っているのだろう。



「___全校生徒をこの階段に近づけないように、放送部の顧問となって、三番の噂を流した」



……え?

噂……七不思議三番目の噂は確か、《午後四時四十四分に四階の西階段の四段目に登ると、あの世に連れ去られる》っていうのだったよね?

その噂は、嘘だったの?



「だって、あの世に連れ去られる階段なんて、みんな恐ろしがって近寄らないでしょう。私は、自分の生徒を……自分の後輩を、守りたかった。それだけよ」