週明け。
週末のため息など、当然おくびにも出すこともなく、和那はオフィスに姿を現した。すると
「南澤くん。」
自分より早く出勤していることなど、滅多にない営業部長が待ち構えていた。
「おはようございます、なんでしょうか?」
「急遽ですまんが、10時から緊急会議が入った。大丈夫か?」
「もちろんです。」
「じゃ、よろしく。」
それだけ言うと、部長は足早に自室に引き上げて行く。
「あの部長の様子じゃ、何か大型案件でも入ったんじゃないですか?」
傍らの部下が、小声で言って来るのに
「そうかもね。」
表情も変えずに頷きながら、デスクに着いた和那がふと視線を向けると、なんとなく浮足立った雰囲気のオフィスの中で、湊は我関せずと言わんばかりの態度で何やらパソコンをいじっている。相変わらず、周囲を気にしないというか、溶け込もうともしない彼の姿に、内心ため息を吐いた。
そして10時。
指定された会議室に、和那が営業課長と共に中へ入ると、そこには部長だけでなく、役員もいたし、広報担当もいる。
(普段より人数が多い・・・。)
その時点で、かなり大きな案件だと分かった。
週末のため息など、当然おくびにも出すこともなく、和那はオフィスに姿を現した。すると
「南澤くん。」
自分より早く出勤していることなど、滅多にない営業部長が待ち構えていた。
「おはようございます、なんでしょうか?」
「急遽ですまんが、10時から緊急会議が入った。大丈夫か?」
「もちろんです。」
「じゃ、よろしく。」
それだけ言うと、部長は足早に自室に引き上げて行く。
「あの部長の様子じゃ、何か大型案件でも入ったんじゃないですか?」
傍らの部下が、小声で言って来るのに
「そうかもね。」
表情も変えずに頷きながら、デスクに着いた和那がふと視線を向けると、なんとなく浮足立った雰囲気のオフィスの中で、湊は我関せずと言わんばかりの態度で何やらパソコンをいじっている。相変わらず、周囲を気にしないというか、溶け込もうともしない彼の姿に、内心ため息を吐いた。
そして10時。
指定された会議室に、和那が営業課長と共に中へ入ると、そこには部長だけでなく、役員もいたし、広報担当もいる。
(普段より人数が多い・・・。)
その時点で、かなり大きな案件だと分かった。



