わたしは安福先輩の何ですか?

嘘ばっかり、あんなテキトー言ってる久保田先輩が真面目なんて。

赤点だったんんじゃないの?ちょっとカッコつけてみただけで本当は悪かったに違いない…

「本当に予習するんですか!?」

2年生のテスト範囲なんてわからない、だけど丁寧な字で書かれたノートを見て思っちゃった。
久保田先輩は本当に真面目に勉強してるって。

「テスト悪くて居残りしてる2号と違うんだよ、俺は顔だけじゃないの頭もいいの」

「…自分で言うんですね」

「だっていいでしょ?顔」

「……。」

にこっと笑う、また女子たちがキャーキャー言い出しちゃうんじゃないかと思った。それなりに人がいっぱいの自習室は静かだけどたまに声が聞こえて来て、わりと自由な空間だから。

私も早くプリントやらなきゃなんだけど、全然身が入らないっていうかやる気が…はぁってタメ息が出ちゃうし。

「何、そんなにテスト悪かったんだ?」

「…久保田先輩のせいですよ」

「は、なんで俺のせい?」

「……。」

はぁ~~~…って長いタメ息が、もう全部の息が出るくらい。