わたしは安福先輩の何ですか?

もう何度も聞いちゃってるから、粋先輩が言ったことをつい疑ってしまってー…

「おーっはよ!」

上機嫌に右手まで添えて後ろからひょっこり現れた。あまりのご機嫌っぷりにちょっとびっくりしちゃった。

「…おはようございます、粋先輩」

校門をくぐって校舎までの坂道を登る、ゆるやかな坂道だけど朝はちょっとつらい。

「何、みらの?テンション低くない?」

「…粋先輩が高いんですよ」

粋先輩のことをぐるぐる考えてたから…
今会いたかったような会いたくなかったような。

どうしようかな、聞いてみようかな。
すっっっごい気になるんだけど、聞いていいのかちょっとだけ迷うんだよね…

「なんだよ、腑抜けた顔して人のことじーっと見て」

「腑抜けってなんですか!ちゃんとした顔してましたよ!」

「ちゃんとした顔がデフォで腑抜け顔なんだな」

む、むかつく~!!

本当は今すぐ聞きたいのに、嫌な思い出だから聞かない方がいいのかなとかいろいろ考えてたのに…っ


もう言ってもいいよね!?

聞いちゃうからね!?


聞いちゃうよ…っ!?


「粋先輩はみちゃと付き合ってたんですよね…!?」